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第8試合 ミドル級(84kg以下)トーナメント1回戦


OLYMPIA DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦

第8試合 ミドル級(84kg以下)トーナメント1回戦

1R10分、2R5分

VS1R 8:29
フェイスロック

試合前

試合前の「カサブタ騒動」でファンに気を揉ませた桜庭だが、期待に応えてGP登場。相変わらずやる気なさげだが、打撃勝負も匂わせるなど、やはりこの男からは目が離せない。そんな桜庭と対戦するのは、極真空手の世界王者アンドリュース・ナカハラ。総合は初挑戦だが「極真を背負って闘う」と語っている。“一撃”神話が総合でも体現されるか!?


ナカハラはフランシスコ・フィリォをセコンドに入場。桜庭は試合直前、地下駐車場からリングへ直行する演出つきで登場。ステージに姿を現すと、ホイス戦を思わせる黒のマシンマスクで観客を沸かせる。

試合結果詳細

1R、打撃で先制したのは桜庭。左ミドルを叩き込む。ナカハラもパンチ、ローを放つが、右ストレートに合わせて桜庭が組み付く。片足を大きく持ち上げられたナカハラは、しかしこれをこらえて差し合いに持ち込み、ブレイク。再び試合は打撃の攻防となるが、ここでナカハラのローが金的にヒット、桜庭にインターバルが与えられる。

再開後、ナカハラは右ハイ。さらに桜庭のタックルもかわしてみせる。やや見合う展開の中、差し合いに持ち込んだ桜庭だが、両脇を差したのはナカハラ。ここもブレイクとなる。再度タックルを放つ桜庭は、しつこく押し込んでテイクダウン。いったんは立ち上がられるも、さらにテイクダウンしてサイドポジションを奪う。ヒザ、パンチでダメージを与えると、桜庭はバック、そしてフェイスロックへ。ナカハラの打撃に苦しんだ桜庭だが、最後は本領を見せて一本勝ちを収めた。